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miyabikoubou
私は、15年前に鬱になった。 深く沈んだり浅瀬に来たりを繰り返し今日に至る。 1番深く潜ってしまった時の景色を描いてみた。 初めてSNSに載せた時に、一通のコメントが来た。 「私も、そこにいたことがあります。その場所に戻らないように気を付けています」と、 私は、あの時に見ていた景色を、忘れないように、あるいは、昇華のつもりで描いた絵が、他の人の心にも繋がった気がして、頭の中でガコッと歯車が噛み合う音がした。。 その時から、昇華する様に絵を描いている。
「掌」
再び絵を始めたら人と繋がるようになり、共有したり支えあったりと今までしてこなかった事が次々起こり始めた。 そして繋がることの大切さを感じれるようになった。 持つ 傷つける 癒す 手は色々なことが出来ます。 人種を越えて、誰とでも繋がることができます。 私は色んな人の手に支えられた。 手を差し伸べて貰った。 繋ぎ止めて貰った。 抱きしめて貰った。 そして私は、この(現実に)worldに戻ってくることができた。 だから私は、同じ思いを 抱えてる人を支える手でありたい、手を取り合い皆んなで優しさの溢れるworld にしていきたい。
335×245
キャンバス、透明水彩、ペン、ラメ
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