top of page
古家達成
furuya tassei
熱の存在を視覚的に感じたいという思いから心体に記録されたものを組み合わせ、熱を加え塊を生み出している。 火は「生」と「死」を連想させられる。 それと対峙する中で熱を感じ、時間の経過や距離感の重要性を憶えた。 熱は外的にも内的にも伝わるエネルギー。 その熱を組み込むことで視覚から心体へ熱を伝達することが可能ではないかと思い、熱を伝える伝達ツールを生み出している。 生命を支える熱のように自身の作品も身近なもので在りたい。
「現在地」
現代、世界中でネットワークが繋がり、スマートフォンでマップを確認すると自身の現在地を確認することができる。 日常生活の中で何気なく確認しているがこの行為は自身を客観的に見る行為 である。 その様子を熱を持たせ、大地を連想させる塊で表現した。 この塊を観て広大な視野から自身の位置、何をするべきかどこに向かうか方向性を再確認するWorld mapのようなものであり、自身の存在を再定義する塊でもある。
300×330×60
木材、断熱材
27,500-(税込)
bottom of page