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Sachiko Tanouchi

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京都府出身 小学生の時に初めて切り絵を習い、それ以来継続して切り絵を作っている。 大学では日本画を専攻。 伊佐文様研究所で型染の技術を習得。 さまざまな経験の中で、自分に一番合っている素材が紙だと感じている。 コンテンポラリーアートとしてのペーパーアートを目指し、現在はアートとコミュニケーションをテーマに作品を作っている。

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「見えるものと見えないもの」

風を、私たちは見ることができない。飛ばされる木の葉は見えても、空気の流れそのものは見えない。 私たちが生きる地球には、人間の視力では捉えられないものも多くある。この物質世界を、風というテーマに絡めて表現した。 透明のアクリル板は元素などの見えないものを、白い和紙の部分は見えるけれど流動的で形を変える水や雲のような物質を、黒い線は形の定まった物質を表す。 この作品は背景の色を変えることで見え方が変わる。そのことで物質は常に化学変化を繰り返し変動し、私たちもその中にいることを表している。

330×330 mm

アクリル板、和紙、切り絵用紙

​売約済

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