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安藤光
ando hikaru

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1986年福島県福島市生まれ、福島を拠点として東京を中心に活動中。 大学卒業後、ふと幼少期にノートに書いていた文字の羅列や10代の頃の細密なドローイングを思い出し、2009年突如ペン画を制作・活動を開始。 ボールペンや万年筆などで緻密な図形を描き続けることにより、作者が意図せず環境や画材の性質で濃淡が現れることに気づき現在の作風に至ります。 人の手で線を引く行為は作者の意思がありますが、それを膨大な時間繰り返すうちにいつしか限りなく必然が希薄な状態に達するのではないかと考え、 私たちを取りまく複雑な自然造形の要素である不規則と規則性を混在させて描いていきます。

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「無題2023061501」

私たちの目にする風景にはミクロからマクロなものまで共通する要素であるフラクタル構造が存在します。 偶然+無意識で微細なパーツを描きこんでいくと、手書きによる必然の積層が「限りなく必然が希薄な状態」を作り、人が認知できる範囲を超えた数学的に定義できないフラクタル要素を含んだモノへと収束していきます。 アクション性の描画、自動筆記などの「偶然」とは別な視点から疑似的な偶然の発現を模索した1点です。

230×160mm(額320×260mm)

ケント紙、万年筆

​¥29,700-(税込)

※作品は通販でもご購入いただけます。ご希望作品を明記の上、お問い合わせ下さい。店頭の売約状況を確認した上でご購入方法など折り返しご連絡させていただきます。

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