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​タクマキミ takuma kimi

「生命と日々の延長線上より」

生きるために「命」を頂きます。大体毎朝、卵を一つ頂きます。卵を割って、卵かけご飯にします。
卵の殻を水で洗って薄膜を剥がします。殻は脆いので、強く洗うと割れていくし、でもしっかり洗わないと薄膜が剥がれないので、力加減が大切です。
新聞の上で、殻の欠片を一枚ずづ並べて乾かします。乾いたら2〜3個一緒に、すり鉢とすりこぎで粉砕します。毎回1時間程かけて粉砕します。
今回は、その卵の殻を使いました。

こんな具合に日常を生きるのに、静かに情熱が存在していると、私は思うのです。

300×300mm

キャンバスにジェッソ、卵の殻、アクリルガッシュ

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